ナンピン・マーチンゲールEA作成記
EA作成中久しぶりにEA作成を始めました!
今年は武漢コロナ以外でも、プライベートで色々ありすぎて、更新する気力がありませんでした。
病気になるわ、定年になるわ・・・もうおなか一杯!
( ̄へ ̄|||)
しかーし!!!
最近のEAを見ていると、全く前と違う様相!
ナンピン・マーチンゲールでしか利益が出ないのか?!
そこを探っていきたいのですが・・・
その前に今の状態を観察しましょ。
- アメリカ大統領選挙、不正問題
- 武漢コロナ、いまだに猛威を振るう
- ブレグジット後遺症
- 実体経済の伴わない株式
- 仮想通貨バブル
そして、
- gogojungleの売れているEAはナンピン・マーチンゲール
- わたくしが購入している「PIPS miner」は絶不調
ただし!売れているのは儲かっている証拠。
探るよりも、時流に乗ってナンピン・マーチンゲールEAを作っていってみましょう。
o(⌒ー⌒)o
ナンピン・マーチンゲール
なにそれ?おいしいの?と、言われそうですが、ナンピン=難平、日本語です!
マーチンゲールはギャンブル用語です。
この時点で意味がわかりません、というか無理やり造語な気がしますが。
ナンピン(難平)
売買から逆方向に価格が動き含み損が大きくなった場合に損切りするのではなく、もう一度同方向の売買を行い売買価格を実勢価格に近付けて平均含み損を小さくするのがナンピンです。
マーチンゲール
マーチンゲール手法は、ナンピン時に倍額で売買し、平均価格を抑えることにより、損益分岐点を小さくします。
要は、倍々でナンピンすることにより、通常のナンピンより平均価格を直近実勢価格にしてしまうことですね。
無限に資産があれば、最後に1回勝つだけで利益が出るため、100%勝てる方法です。
ただし無限に資産があれば。
通常はロスカットになります。┐( ̄ヘ ̄)┌
無限に資産はないよ
ありませんよねー、あったらFXなんてしないです
(TヘT)
では、なぜナンピン・マーチンゲールのEAが多く、そして儲かっているのか?
まだ破綻していないからw
と、言ってしまったら元も子もありませんね。
現在販売されているEAはそれぞれ工夫されています。
マーチンゲールの値幅・倍率調整、ナンピン回数上限や、ストップロスの設定、破綻しないラインを決められたりなど。
皆さん優秀です。ただまだ破綻していないからというのも、間違いではありません。
それほど、ナンピン・マーチンゲールは怖い手法だと思います。
それでは何故作るのか?
まぁ時流に乗るというか、知っておいて損はないというか、儲けたいからですね。
o( ̄ー ̄;)ゞ
さて単純にナンピン・マーチンゲールを作っても、何番煎じかわからないので、一工夫しましょう。
ナンピン・マーチンゲール手法に合うのは、逆張りのインジケータを使った手法でしょうか。
逆張りは反転期待で行いますが、反転しないときはストップロス一直線になります。
「ストップロスに行かないで反転してくれー」と心で叫んでも、現実は無常です。
そこでナンピン・マーチンゲールです!
ストップロスに近づいたらナンピンして平均価格を近づけてストップロスを延長すれば、永遠に負けません!!
永遠なのは無限に資産がある場合ですね。
ただし、もう少しで反転するのにって場合の方が多いと思います。
(暴騰、暴落の場合もありますが、そこまで多くないですよね)
逆張りに使う手法としては、ボリンジャーバンド、ストキャスティクス他のオシレータ系、ヘッドアンドショルダーなどのチャートパターン、包み足などプライスアクション、グランビルの法則などなど、挙げればきりがありません。
グランビルの法則
今回はグランビルの法則を使っていきましょう。
グランビルの法則の一つ
"価格が移動平均線から大きく離れた場合は反転、逆張りのシグナルとなります"
ただし乖離がどれくらい大きくなると逆張りのシグナルになるのかを判断するには、マーケット・チャートを分析する必要があります。
マーケット分析はEAに組み込めませんので、ナンピン・マーチンゲールが補助輪として機能させます。
グランビルの法則では乖離を見ます。そのため、あまりなじみは無いですが、移動平均乖離率を使います。
要件定義・仕様
EAの作成過程をブログにしていこうと思います。(いつまでかかるか・・・)
1分足でも運用をしたいと思っているので、ターゲットはMT5です。
またブローカーですが、1000通貨単位の売買ができないと厳しいです。
当然、デモ口座・VPSでの運用を目標にしています。
運用条件
- MT5(可能なブローカー)
- 1000通貨単位での売買(可能なブローカー)
- M1, M5での高速スキャルピング(可能なブローカー)
- 売り/買いの単独EA(2本動かすのが基本となるので両建てOKなブローカー)
- VPSはWindows10サーバー(なるべく安価でカンタン設定なところ)
- スプレッドが小さい通貨ペア狙い
概要
- 指定した乖離(移動平均乖離率)が発生したら逆張りオーダーを行う。
- ストップロスは指定値を設定する。
- 反転して利益が出てきたらトレーリングストップを行う。
- 反転しない場合は次の乖離を待つ。
- 乖離が発生し、前回オーダー価格から指定PIPS離れていた場合はナンピンする。
- ナンピンのロット数は、指定したマーチンゲール倍率とする。
- オーダー数制限まで3から繰り返し。
出来た!!w( ̄o ̄)w
ロスカット一直線のような気がするけどw
(_ _|||)
今後
要件定義・概要が出来た?ので、仕様設計(パラメータ設計、詳細設計)をしていきましょう。
肝は、ナンピン・マーチンゲールでの複数オーダー管理ですね。
ただ複数オーダー管理の設計は面白くないので、飛ばそうかなー
Oo。。( ̄- ̄*)
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