FXチャートの見方
FX初心者
FXのトレードをするには、トレード用のソフトかアプリを使用します。
そこには絶対にチャートが表示されています。
チャートを見て注文をするのですが、チャートには何が表示されているのでしょう?
チャートを見る
このチャートを「ローソク足チャート」 と言います。
ピンクが値が上がっていて、ブルーが下がっています。
真ん中の線を「ヒゲ」と呼び、色のついた部分を「実体」と呼んでいます。
チャートは通貨ペアごとに表示できます。通貨ペアとは上図のような「ドル円」とか、「ユーロ円」とかです。(用語集を見てね)
また時間軸(ローソク足のまとめ期間)が、1分足・5分足・15分足・30分足・1時間足・4時間足・日足などがあり、上図では15分足=15分間の値動きを表します。
ピンクのローソクでローソク足の説明をすると、ヒゲの一番上が高値(その期間で一番高い値段だった)一番下が安値(その期間で一番安い値段だった)、初値(その期間の初めの値段)、終値(その期間の最後の値段)。
ピンクのローソクは上がっている=初値よりも終値が高い、ブルーのローソクは下がっている=初値よりも終値が安い、となっています。
現在価格のラインが引かれていて、買値(Ask)が上のライン、売値(Bid)が下のラインです。
この価格差をスプレッドと言いFXの重要な要素です。
(このスプレッドでFX会社は利益を得ています)
おまけ:EA(自動売買プログラム)が動いているとEAの名称とニコちゃんマークが表示されます。
チャートはマーケットが開いている間、常に動いています。
(マーケットはオセアニア、日本、アジア、EU、イギリス、NYなどがあります。ほぼ24時間どこかが開いています)
イギリス、NYマーケットの取引量が多いので夜中に価格変動が激しいです。
チャートを分析する
ある程度ローソク足チャートは見られるようになりましたね。
でも、いつ上がるのか、いつ下がるのか、どうやって見ればいいの?という疑問が出てくるでしょう。
永遠のテーマです!
そんなんじゃ困る・・・困るんですよねーw
FXや株式の分析は、ファンダメンタル分析、テクニカル分析があります。
ファンダメンタル分析とは、経済指標や政策発表、要人発言などニュースで変動する要因を分析します。必ず価格が大きく上下する「アメリカの雇用統計発表」やGDP発表などの指標で予測します。
テクニカル分析はチャートの変動パターンで予測します。テクニカル指標と呼ばれるインジケータを駆使して予測します。
例として、一目均衡表とボリンジャーバンド、RSIを表示したチャートが下図です。
ローソク足チャート以外のラインや図がインジケータです。
トレード用のソフトやアプリには必ず表示する機能がついています。
まず覚えたほうが良いのは「移動平均」と「サポートライン、レジスタンスライン」。この2つはテクニカル分析の基本中のキホンです。
自動売買するから関係ないや。という方も絶対覚えておかないと後悔します。
自動売買は万能ではありません。そして裁量(手動)取引ほど手間はいりませんが、ケアが必要になります。(重要なファンダメンタル要素がある場合など)
「サポートライン、レジスタンスライン」で値幅を考え、「移動平均」で先を見る感じになります。
サポートライン、レジスタンスライン
さっそく見てみましょう。
ちょっと線が薄いか・・・
はじめに言い訳w
テクニカル指標って思い込みが大きいです。そう見れば、そういうふうに見えるなぁという感じです。
チャートは普通行ったり来たりします。
この行ったり来たりのラインを書いてみて、次の行ったり来たりを予想します。
サポートラインは下支えラインなので、その値で上に跳ね返すライン。レジスタンスラインは逆で、その値で下に跳ね返すラインです。
絶対にそのラインで跳ね返るわけではなく、突き抜けた場合は、レジスタンスラインだった値がサポートラインの値になることが多いです。行ったり来たりが次のステージに行くわけですね。
もみ合い(ぐんぐん上がったり、がんがん下がったりしないとき)の場合には有効な指標になります。
上図での次の値動きは少し上がってレジスタンスラインで下がる可能性がありそう・・・くらいですね。
移動平均は長くなりそうなので、次回。
その次にスプレッドや通貨単位などの説明を。
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