トレンドを制する その1
トレンド判断
トレンドを制するものはEAを制する!
トレンド相場なのかレンジ相場なのか判断できると、高収益EAへの道が開けます。
日々トレンドは読めるのか、チャートをぼーっと生きながら眺めているのですが、見えてきませんねー
( ̄- ̄;)
一般的にトレンドを見極めるには、
- サポート・レジスタンスラインからのブレイクアウト
- トレンドライン
- ローソク足
- 移動平均線、パーフェクトオーダー
- 平均足
- ボリンジャーバンド
- RSI、CCI
- ATR、MACD
- 一目均衡表
- ADX
- RCI
- DAMIANI
皆さんトレンド判断には苦労されているようです。
(当たり前だろと突っ込みたくなるサイトや、マユツバなサイトもありますけどね・・・)
EAに使えそうなテクニカル指標もいろいろ揃っていますので、いくつか取り上げて見てみたいと思います。
感覚的な使い方は検証しにくいので、判断しやすいインジケータを取り上げます。
(「ボリンジャーバンドが広がる」とかでは、プログラムできないw)
まず1回目は、マイブームで上のリストには無い(一般的ではないのかも)ストキャスティクスとトレンド判断には欠かせないADX、RCIです。
ストキャスティクス、ADX、RCI
ストキャスティクスでのトレンド判断がマイブームなので、ADX、RCIと比較+組み合わせてみました。
チャートは「GBPUSD H1」です。
一番上がカウフマン適応型移動平均(9)、2番目がストキャスティクス(26, 52)、3番目がADX(14)、4番目がRCI(26, 52)です。
ADXは30以上を弱いトレンド、40以上を強いトレンドとしています。
ストキャスティクスとRCIは、上下に張り付いた状態(+80以上、-80以下)をトレンドとしています。
このチャートを見るとストキャスティクスとRCIは、ほぼ同じ動きをしています。またストキャスティクスの方が反応が早く敏感です。
拡大してみましょう。
ADXでのトレンド判断エリアを黄色で範囲を示しています。
トレンドと言えばトレンドなのでしょうが、微妙な感じです。
ただカウフマン適応型移動平均でのシグナルポイント(転換点)をフィルタするには良いのではないでしょうか。(次の画像の転換点が有効になるためです)
次は、ストキャスティクス+ADXです。
ADXのトレンド判断にストキャスティクスのトレンド判断を追加すると、「ああそうかもねー」程度に昇格しますw
ADXはトレンドの初動を掴まえて、ストキャスティクスはトレンドの全体像を捉える感じですね。
組み合わせるとトレンド全体が見えてきます。
またカウフマン適応型移動平均でのシグナルポイント(転換点)と、ストキャスティクス(26)の転換後の±80とのクロスが、近くに位置しているので、エントリー判断がしやすくなります。
今回取り上げたチャートの範囲だけではなく、ある程度有効だと思います。
何故か?
前回のタートルズ風ブレイクアウト用インジケータのトレンド判断に使用していますから
o(⌒ー⌒)o
似たような動きを見せるRCIをなぜ使わないかというと、RCIはMQLライブラリに無いのと、計算に時間がかかるので、インジケータの表示やバックテストでの負荷を避けるためです。
パペ太メモ
トレンド・レンジ判断ができるインジケータをググってみると、
- DAMIANI
- GG-RSI-CCI
- Super_trend
インジケータを組み合わせてトレンド判断する場合に、同じテクニカル指標を使ってもあまり意味がないので、何を使っているのかは重要になります。
(トレンド系とオシレータ系なら良いのですが、オシレータ系を組み合わせる場合にですね)
その2では、DAMIANIを見てみましょう。